いつも、くらしお助け隊 明石本店にご訪問いただき、ありがとうございます。

これまでも兵庫県神戸市・明石市・加古川市を主たるエリアとしてサービス提供させていただき、ご案内させていただいております遺品整理(生前整理)・不要品整理が、皆様からのご依頼件数やご好評により、さらにサービス向上に向け取り組んでおります!

そこで、よくご相談を頂いております遺品整理(生前整理)について、

「遺品整理(生前整理)をある程度自分達で片付けたいと思っているのですが、」

『たくさんある遺品(不要品)を一体どう整理片付ければ良いのかはじめてなので分からない。』
『遺品(不要品)って明石市のゴミ回収の日に普通に捨ててもいいの?』
『最終的には業者さんに整理・片付けを任せなくては無理かなと思っていますが、自分でどこまでやっておけばいいの?』
『業者さんに整理・片付けを丸投げしたら幾らかかるの?』

など、疑問点から心配事・不安がたくさんあり、遺品整理(生前整理)になかなか手がつけられないままで困っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、兵庫県神戸市・明石市・加古川市において遺品整理(生前整理)業者としてこれまで1000件以上解決してきた経験豊富な私が「自分でできる遺品整理のやり方とコツ」を経験談を織り交ぜながら解説させていただきます。

今回は、明石市内在住者様(遺品整理したい住居が明石市内にある方)向けに解説いたします。

『とにかく今すぐ相談してみたい!』そんな方はお気軽にご相談ください。
ちょっとした疑問点・不安相談に真剣にお応えし、遺品整理(生前整理)が終わりスッキリするまでトータルサポートします!

思い出が詰まった品々を整理・片付けするのは『思っていたより大変で全然進まない。終わる気がしない。』とご自分で遺品整理(生前整理)していて、どうにもならず当店へご相談いただいた時によく耳にします。

誰でも一度は経験があるかと思いますが、懐かしい写真や記念アルバムなどを見てしまうと気持ちの整理もできず、何をどうするのか予定を立てないまま見切り発車で始めてしまい、途中で体力も気力も思いもかけないところでつまづいてしまいます。

そういった方のお悩みで一番多いのが、「部屋中にモノが多すぎて、どの部屋のどこの部分から整理・片付ければいいのかが分からない。助けてください。」という内容です。

実際に、明石市で遺品整理(生前整理)をやりはじめてみたものの、どうすればいいか分からず、ネット検索してこのページにたどり着けた方も多いのではないでしょうか?

この記事を読んでいただくことで、明石市で初めて遺品整理(生前整理)される方でもしっかり気持ちも整理しながら、心から満足のいく遺品整理(生前整理)になるように「遺品整理(生前整理)のやり方とコツ」の4つのポイントを解説します。

1)自分でする遺品整理(生前整理)で準備するもの

自分で遺品整理(生前整理)を行う場合、なにを準備するべきなのか。必要になる服装や道具類を紹介します。

まずは服装の準備

・汚れてもよい服
・マスク
・軍手
・スリッパやクロックスみたいな室内用の靴(履いておくと、画鋲やガラスなどから思わぬ怪我を防げます。)
・厚手の靴下

遺品(不要品)の整理片付け分別のために準備するもの

ゴミ袋

明石市は自治体指定はありません。中の見える無色またはブルー系で標準サイズ(45リットル入り)でよいでしょう。

<参考リンク:明石市のごみ出しマナー

ダンボール

大きすぎると詰め込み過ぎて重くなり、運ぶ時に底が抜けたり運ぶのが難しくなってしまいます。120サイズ程度を多めに、大きくて軽いモノ用に160サイズを何枚か用意しておくと便利です。

ガムテープ

布タイプでもクラフトタイプ、どちらのガムテープでも構いません。

ビニール紐(ひも)

本(書籍)・新聞紙・箱などをまとめる時に使います。

ハサミやカッターナイフ

切れ味のよいものを整理片付けする人数分程度用意しておくとよいでしょう。

油性マジックペン

ダンボールに何を入れたか分からなくならないように、入れた物の名前を書いておきます。

2)スケジュールを決める

遺品整理(生前整理)をいきなり目の前にあるモノからはじめるのは危険です。
はじめる前に、どこから手を付けて良いかわからない場合、まずはスケジュールを立てることをおすすめします。

スケジュールを立てずに始めると結局、目途がつかず途方に暮れて終わらなくなるケースがあります。

まずは、「いつまでに終わらせるか」という予定日を決めます。
あとは、終了予定日から逆算して片付ける順序を決めていきましょう。

いつまでに、という日数的な制限がない場合はせめて片付けする順序を決めておきましょう。

整理・片付けする遺品(不要品)の量や片付けを行う人数によってかかる時間や日数が変わります。無理のない予定を立てましょう。

「今日は居間の整理棚と周りを片付けて、次の日は台所のキッチンと周りを片付けて」というふうに、『いつ、どの部屋のどの部分の、何』を整理・片付けるかの順番を細かくスケジュール整理しておくと、その日の目標(ゴール)も見えてきますからヤル気も出て作業スピードに違いが出ます^^;

作業計画は、詳細な計画を立てると後の作業が楽になります。

このように、自分でやる場合は、無理のないスケジュールを決めてからはじめましょう。

3)遺品(不要品)をおおきく3つに分類する

スケジュールを立てたら、遺品(不要品)を整理片付けし分類します。
おおきく分類すると、

①「残しておく必要なもの」
②「捨てる不要なもの(リサイクル類)」
③「捨てる不要なもの(ごみ廃棄処分)」

になります。

①「残しておく必要なもの」

故人が生前大切にしていた遺品や思い出の品など、形見分けで親族に分配できるものは残しておきましょう。

・形見となる思い出の遺品(不要品)
写真・アルバム・手紙・趣味のコレクション品など
・貴重品
クレジットカード・キャッシュカード、通帳・印鑑、現金、身分証明証(免許証・パスポートなど)、不動産の権利書、賃貸契約書類、指輪・アクセサリー、美術品、金庫の鍵など)

上記のような財産となるものや重要書類は、捨ててしまわないように分類しましょう。

特に、貴金属類や美術品など資産価値のある貴重品などは。「売却価値があるかどうか」も残すものを決めるときの判断基準です。

売却したお金で遺品整理(生前整理)業者への支払いに充てることもできます。
売却した金額次第では財産相続に関わる場合もありますので、専門の税理士や司法書士に相談しましょう。

②「捨てる不要なもの(リサイクル類)」

リサイクルが可能なもの
・大型家電(洗濯機、冷蔵庫、テレビ、エアコン、など)
・小型家電(パソコン、カメラ、扇風機、携帯電話など)
・家具(ベットやタンス)
・衣服(肌着下着類以外の衣服など)
・金属類(鍋やフライパン、銅、アルミ、ステンレスなど)
・古紙、古布、プラスチック類

上記はリサイクルが可能な捨てる不要なものです。
これらを処分する場合は、各自治体やリサイクル業者などにお願いしましょう。

自治体によって廃棄方法が異なることがあるため、分別に悩んだら廃棄する地域の自治体に確認しておきましょう。

明石市での回収対象小型家電について
携帯電話・パソコン・デジカメ等、市指定48回収品目が回収対象です。
<参考リンク:明石市小型家電リサイクル

※明石市ではテレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・乾燥機など家電リサイクル法対象品家電は回収できません

③「捨てる不要なもの(ごみ廃棄処分)」

上記の①「残しておく必要なもの」・②「捨てる不要なもの(リサイクル類)」以外のものはごみ(一般廃棄物)として廃棄処分するものになります。

自治体によって廃棄方法が異なることがあるため、分別に悩んだら廃棄する地域の自治体に確認しておきましょう。
燃えるゴミや燃えないゴミは、自治体で決められた集積所へ持ち込んで処分します。

<参考リンク:明石市でのごみ出しマナー

<参考リンク:明石市でのごみの分別ルール!

リサイクル可能なものは、業者に買い取りや無料引き取りを依頼します。
まだ十分に使えそうなものは、ネットオークションやフリマアプリなどで販売したり、地域のNPO法人や福祉施設に寄付をするのもひとつの手です。海外でのリユースを手配してくれる遺品整理(生前整理)業者もあります。

4)分類仕分け後の対応

残った遺品(不要品)の分配(形見分け)を行う

買取できるものは買取業者へ

資産価値のある遺品(不要品)高価な宝石や芸術品、美術品などは、買取依頼を行った上でお金に換金ができます。

また、価値の有無に関わらず、想い出がある遺品(不要品)は形見分けします。
形見分けの際、高価な遺品は贈与税の対象になる場合があります。形見分けの相手の負担にならない遺品を選ぶようにしましょう。

自分で遺品整理(生前整理)する時に注意すべきこと

想像以上に精神的、体力的な負担が大きい

遺品整理(生前整理)をする中で、スケジュールどおりに整理が進まない場合もあります。自分で遺品整理(生前整理)をはじめて1ヶ月以上かかってしまっていて、『やってみようとしたけど終わりそうにないのでお願いしたいです。』というご相談も少なくないです。
急いで終わらせる必要がない場合は、余裕をもって整理片付け作業を進めていきましょう。

自分でやってみたけど上手くいかない場合は…

業者依頼に抵抗を感じる方もおられますが、無理をして体を崩したり、仕事や私生活に支障が出てしまっては元も子もありません。
そのような場合、遺品整理(生前整理)業者に依頼するという選択肢があります。

こんな人は業者依頼がおすすめ

遺品(物)が多すぎて、どこから何からすれば良いかわからない
する時間がない(空家賃が掛かってて早く退去手続きしたい。)
ゴミ屋敷状態の部分があり、どうにもできない
捨てようにも大型家具や大型家電などの運び出しができない
思い出の品が多く、自分だけでは整理片付けが出来ない
体力的に精神的に自分でできそうにない

業者選びのポイント

・遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍している
・接客や対応が丁寧
・訪問見積もりに応じてくれる
・見積もり書の記載が詳細で明確
・料金相場が妥当

遺品整理(生前整理)業者に依頼するメリット

信用のおける遺品整理(生前整理)業者は、故人の大切な遺品(不要品)を丁寧に扱います。整理片付け分類から処分、買取りまでトータルサポート対応が可能で、かつ短期間でスムーズに終わらせることができます。

当店でよく喜んでいただけるポイント

・遺品整理には全く関係ないことも相談できて、丁寧な対応で気持ちよい
・貴重品や大切な書類など探している遺品(不要品)の捜索
・何の価値もないと思っていた小物まで買取してくれた
・退去手続きが出来なくて、家賃をずっと払い続けていた
・綺麗に掃除までしてくれていた
・家の修繕まで一緒に作業対応していただけた
などなど

遺品整理(生前整理)業者に依頼するデメリット

自分でするよりも費用がかかってしまいます。
しかしながら、自分で遺品整理(生前整理)する場合でも下記のような費用がかかることが多いです。

・作業に訪れる際の交通費やご遠方の場合は状況次第では宿泊費
・分別ゴミ袋やダンボール・ガムテープ、ビニール紐、整理片付けグッズなどの購入費
・不要品処分費(自治体への粗大ゴミ回収収集手数料や家電リサイクル料金など)
・不要品搬出時に必要な運搬車両(軽トラなど)の車両レンタル料金

自分たちで遺品整理(生前整理)をする場合と業者依頼する場合で、費用対効果なども考えて検討してみましょう。

まとめ

自分でできる遺品整理のやり方とコツは、見切り発車はせず、まず作業に必要な物を準備し、余裕を持ったスケジュールを立てて順番に整理片付けていきましょう。こうすることで、心の整理もしながら遺品整理ができます。

自分で整理してみて予想以上に大変で困難な場合には、業者への依頼も検討しみてください。